DV被害の妻から伝えたい身近なDVの現実

DV被害の妻から伝えたい身近なDVの現実

配偶者からのDVを3人に一人の女性が経験しているとご存知ですか。DVは決して他人事ではありません。3年間DVを受けた体験から、被害者が自ら抜け出すことの難しさ、周囲の目の大切さを痛感しています。

暴力的な言葉が多くないですか?

暴力的な言葉が多くないですか?

DV被害者になって思ったのですが、世の中には暴力的な言葉が多すぎませんか。バラエティー番組で、女性に対して「手が出る」とか「俺やったら、そんなんバシッてする」といった、DVを肯定する表現を見かけます。男性誌にとても多いのが、被害者にも問題があるという視点です。加害者を熱心に擁護する記事が多く、引きます。

 

社会の暴力への許容度が加害者を付けあがらせる

社会の暴力への許容度の高さを、加害者は敏感に感じ取ります。そして、それを養分にして、自分の暴力を肯定します。「許されると思った」「被害者が悪いから、教育のためにやった」「夫婦の間のことだ」など。加害者の思考の偏りを補強するのが、世の中にあふれるDV加害者への甘さなのです。

「愛してやってしまうんだから、仕方ないんじゃない?」

「やられた方にも問題があるよね」

何の気なしに発されるこういう言葉を、最も望んでいるのは加害者です。加害者は今日もこういう言葉を選り出しては、自分の血や肉にし、被害者を絶望的な状況に追いやっていきます。

 

半端な暴力の肯定が被害者を増やす

半端な暴力の肯定は、加害者を付けあがらせ、被害者を増やすことにしかなりません。そのことに気付いてほしいのです。知らないうちに、犯罪の共犯者になっているのではないか、と。

 

 

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