DV被害の妻から伝えたい身近なDVの現実

DV被害の妻から伝えたい身近なDVの現実

配偶者からのDVを3人に一人の女性が経験しているとご存知ですか。DVは決して他人事ではありません。3年間DVを受けた体験から、被害者が自ら抜け出すことの難しさ、周囲の目の大切さを痛感しています。

パートナーが成長する可能性

パートナーが成長する可能性

ランディ・バンクロフト/ジャク・パトリッシ『別れる? それともやり直す? カップル関係に悩む女性のためのガイド――うまくいかない関係に潜む“支配の罠”を見抜く』

第2章 問題は未熟さか を読んで頭を抱えました。

 

夫が成長する可能性は低い

「次の項目が当てはまるなら、あなたのパートナーが成長する可能性は低いでしょう」

この下に箇条書きされていた項目のほとんどに、夫が当てはまったのです。ああ、もっと早く読めばよかったと心底思います。

これまで夫は治らないタイプだと思うというご指摘を、読者の方からも頂いてきました。私はアメリカ人カウンセラーである著者のランディ・バンクロフトの言うことにほぼ全幅の信頼を置いているので、この箇所を読んだことで、これまで「そうなのかも」と思っていたことが「ああ、やっぱりそうなんだ」と腹落ちしました。

 

問題をそろい踏み

パートナーに対する見方を明らかにする方法として紹介されていた、作図もしてみました。

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何のこと?と思われるかもしれません。未熟さ、依存症、加虐性、メンタルヘルスの問題の四つに問題を分けて、パートナーの問題の核心に最も近いところに点を打つのです。

私は四つの問題の真ん中に点を打ちました。夫がいずれの問題も持たないからではなく、四つすべて満たしているからです。

身勝手で暴力的な態度をとっても許される環境で育ったと思われるために未熟です。毎晩アルコールを飲まないと寝付けないので、程度は分かりませんがおそらくアルコール依存症。DVの常習者で、パーソナリティ障害。

ゲームのキャラクターとかなら最強なのかもしれませんが、生身の人間でこれだけ揃うと大変なことです。私にとっては夫の存在自体がディザスター(災害)でした。

 

夫婦関係に悩む女性には、この本を強くお勧めします。

 

 

 

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