DV被害の妻から伝えたい身近なDVの現実

DV被害の妻から伝えたい身近なDVの現実

配偶者からのDVを3人に一人の女性が経験しているとご存知ですか。DVは決して他人事ではありません。3年間DVを受けた体験から、被害者が自ら抜け出すことの難しさ、周囲の目の大切さを痛感しています。

「認知と行動」が夫の口癖

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認知と行動だ。
パーソナリティ障害の夫のこのところの口癖でした。
クリニックでこれを学んでいたそうです。
過去形なのは、離婚するからもう治療しないと断言したためです。

私は認知行動療法が何なのか、調べる気力もないし、もはやその必要もなくなったので知りません。

ひとつ言えるのは、夫は認知と行動と言うようになっても、私の通帳を取り上げたままだし、私がいろいろできなくなったのは私のせいだと言うし、私を苦しめるのに良心の呵責も何もないということ。

パーソナリティ障害がすぐに治らないのは知っています。
ただ、夫の場合、DVの治療にパーソナリティ障害の治療はほとんど役に立たないのだと思います。

DVはDV加害者更正プログラムといった専門の治療が必要だと、以前、被害者支援の窓口で言われました。
その通りだったなと感じます。