夫に送るメール
夫にやっぱり離婚したいと言ったら「少し仕事が決まって気が大きくなっているんだろう」と言われました。少しくらい喜んでくれてもいいのに、どうしてそういう思考回路になるのか。夫に送るために書いたメールを引用します。夫と話していると、自分の方がおかしいんじゃないかという気になるんです。メールを書き終わったものの、いつ送る気になるやら……。
これまであなたは、私を持ち上げることをしませんでした。出会った最初のころは違ったかもしれませんが、過大な肯定から全面的な否定に変わった後は、人前でもない限り下げ続けました。覚えていないのかもしれませんが、「できない」「ダメだ」と言い続けました。
障害の特性だから仕方がないといえるかもしれません。ただ、たとえ障害を抱えていたとしても、社会に適合する努力をしなければ、可哀そうではなく、迷惑です。少なくとも既に2人の女性の人生を滅茶苦茶にしていますし、パワハラ被害に遭った女性（おそらく男性も）は少なくないはずです。
ちょっと信じられないことですが、DV加害者は、DVや暴言をあまり覚えていないらしいのです。病的に記憶が飛ぶ人も中にはいるようですが、夫は「加害者は被害者ほどやったことを覚えていない」という一般論でも言えるタイプです。最初にいつ私を殴ったか、聞いても思い出せませんでした。
だから、被害者の「こんなに我慢した」という思いは、加害者には通じません。夫が暴力や暴言を覚えているのは私の3分の1くらいかなーと今考えて、いや10分の1、むしろ100分の1くらいかもと思えてきました。
そして、パーソナリティ障害の夫は離婚するなら治療をやめると脅し文句のように言います。離婚に関係なく、治療は受けるべきです。周りが甚大な迷惑を被っているから。それは夫の責任だと思います。
先のメールを読み直しましたが、飲みの誘いとしか読めません。「あなたとの飲み会と聞いただけで、暴力の記憶がフラッシュバックする」とこちらが言わなければ分かりませんか。DV防止の観点から、今のあなたのアプローチは間違いなのだと思います。
夫から、飲み会の誘いがあったんです。飲み会後、かなりの確率で暴力、暴言だったのに。何を考えているんでしょう。特に1人、この飲み友達と飲むと後で夫が絶対に暴力をふるう人がいて、私はその人とはもう物理的（生理的？）に会えないなと思います。会うと、夫との間にあったことを思い出すからです。
こちらがさんざんDV加害者更生プログラムに行ってほしいと言っているのに、なしのつぶてです。パーソナリティ障害の治療は何度か通っているようですが、おそらくDV専門の治療はまだ受けていないのだと思います。というか、そういうのが得意な病院とも思えません。DV夫としては、何も変わっていません。
パーソナリティ障害がすぐ治るものでないのは理解できます。でもDVはすぐにやめないと、ダメだと思うのです。DV根絶に時間がかかるにしても、妻との接し方がさっぱり変わらないのでは、私にとっては治療の意味がないです。
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