夫から離婚の同意を取り付けようとしてドツボにはまる妻
私のことです。「離婚を夫に認めてほしい」という欲求があるんです。夫は「離婚したくない。離婚の話はしない」と主張します。話し合いは当然ながら平行線です。
夫の同意を取り付けようと無駄に消耗する
夫に関係なく、勝手に離婚したらいい。裁判所に一方的に調停を申し立てたらいい。これは、頭では分かります。でも、今の私はその前に夫から離婚の同意を取り付けようと、頑張ってしまっているのです。振り返ると、すごく無駄なことをやっているなと感じます。
たぶん、DV夫が離婚に同意するなんてことは、まれでしょう。次のターゲットを見つけた場合は別でしょうが。
夫と離婚の話し合いを電話で試みますが、長時間になる割に、得るものが少なすぎます。
夫は「愛している」「戻ってきたらいい」と言いたい放題
夫の主張
- カウンセリングに通っているし、そこでDVの対策もしている(前は「離婚するならカウンセリングはやめだ!」「DV加害者更生プログラムの存在を忘れていた」つまりDV対策を忘れていたと言っていました)
- 離婚はしたくない
- 愛している(愛しているのなら、自分から離婚を切り出すべきだと思う)
- 戻ってきたらいい。自分が外に泊まる。今は○○ホテルが一泊やすいから(私が出ていった直後の2月はこんなこと言いませんでした)
- なぜ家族にDVのことを話したのか。どうしようもない状況にしたのはお前だ(違うでしょ)
- 金が欲しいんだろう
旅行や飲み会にまで誘う意味不明さ
話し合いの最中に意味不明な提案もしてきます。
- 一緒に旅行にでも行かないか。部屋を別々でもいいから(単純に女性を欲しているだけらしく「そばに何かいればいいんだったら、ペットを飼ったらいい。自分で解決して」と言いました。よく考えたら、人間すら虐待する状態でペットを飼うのは無理ですね)
- 共通の知り合いが来る飲み会に一緒に行かないか(飲み会の後にかなりの確率で殴るか絡むかしていたのに、なぜこんな提案ができるんでしょう)
何事も同意を得るように教育された部分もあるかも
こうやってやりとりを並べてみると、話し合いの不毛さが身にしみます。自分で自分を苦しめるようなことをやっていますね……。
離婚の承認をとろうとするのは、私に限ったことではないそうです。モラハラ被害者にもよくあるんだとか。
モラ夫バスター131=「許可はいらない」 pic.twitter.com/srGW1a7WtK
— 大貫憲介 (@SatsukiLaw) 2020年6月27日
因みに、
— 大貫憲介 (@SatsukiLaw) 2020年6月27日
「許可を求める」のは、依存ではありません。
幼少時の社会化で刷り込まれた、行動規範です。
こちらのマンガは、女性はそういうふうに教育されたという主張です。私の場合、かなり小さいころから「〇〇してもいいか」と周囲に聞いていたそうです。良い子を目指した結果、DV被害に遭って不幸になり、いまだに夫の同意を求めているというのは皮肉ですね。
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