DV被害の妻から伝えたい身近なDVの現実

DV被害の妻から伝えたい身近なDVの現実

配偶者からのDVを3人に一人の女性が経験しているとご存知ですか。DVは決して他人事ではありません。3年間DVを受けた体験から、被害者が自ら抜け出すことの難しさ、周囲の目の大切さを痛感しています。

女友達の不妊治療を「可哀そうだ」と気遣う夫、「てめえのガキなんていらねえ」と言い放つ夫

女友達の不妊治療を「可哀そうだ」と気遣う夫、「てめえのガキなんていらねえ」と言い放つ夫


夫の何かが決定的におかしいと感じたエピソードです。 

 

女友達を本気で心配する

夫は私と結婚後、20年ぶりに学生時代の女友達と会うようになりました。恋愛関係にはなく、精神的に弱いところがある女性で、学生時代に精神病院まで連れて行ったりしていたそうです。

20年ぶりに連絡を取って会ってみたら、結婚していたけれど、幸せそうではなかったそうです。旦那さんが子供を望んでいて、あまりしたくない不妊治療をさせられていると。「可哀そうだ」と夫は何度も言いました。ずっと気にかけていて、その後も何回か会ったそうです。

この女性に対する共感、同情、気遣いは、偽りの感情ではないと感じます。本気でそう思って、心配しているようなのです。女性の旦那さんをわがままな人だと思っているようです。

 

「てめえのガキなんていらねえ」

ただ、私には、夫がそういう感情を他人に対して持つことが、どうしても理解できません。

私は結婚前に子供がほしいと夫に伝えました。夫は子供は面倒だからいらないという考えですが、話した後「前向きに考える」と言ってくれました。それを本気にして結婚したのです。

ところが、結婚後に夫にその話をしたら「そんなこと言っていない」と言います。「間違いなく言った」と伝えると、「酔っていたかもしれない。覚えていない」と。

その後、酔っぱらったときに「てめえのガキなんていらねえ」と何度も言いました。

こういうことを平気で言う人間が、子供が欲しいという希望を平気で踏みにじる人間が、一方で昔なじみの女性をいたわる。

 

どちらも本気で言っている

不妊治療をさせられて可哀そうだ」も「てめえのガキなんていらねえんだよ」も、どちらも本心から言っています。私のことをモノ扱いするから、こうなるのでしょうか。自分の所有物だから、同情や共感の対象にならないのでしょうか。

もう離婚は既定路線なので、どうでもいいことではあります。ただ、どうやったら一人の人間がこんなに分裂した対応をできるのか、気になって仕方がありません。

 

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