DV被害の妻から伝えたい身近なDVの現実

DV被害の妻から伝えたい身近なDVの現実

配偶者からのDVを3人に一人の女性が経験しているとご存知ですか。DVは決して他人事ではありません。3年間DVを受けた体験から、被害者が自ら抜け出すことの難しさ、周囲の目の大切さを痛感しています。

夫の家族はキラキラ感を装わなければ気が済まないのか?

夫の家族はキラキラ感を装わなければ気が済まないのか?

夫は自己愛性パーソナリティ障害で、DV加害者です。この精神疾患の特徴は「傲慢・尊大な態度を見せ自己評価に強くこだわる」こと。私は夫にも相当苦しめられました。が、それと同じくらい夫の実家にも苦しみました。美人な義母と元エリート社員の義父、そして夫は、キラキラ輝いている理想の家族を必死で演じているように見えます。

 

なぜそんなにキラキラなのか

自分たちがキラキラ輝いているように見せようとする人っていますよね。SNSでそうやっている人はよく見ます。でも、実生活でもキラキラを装う家族に会ったのは、私は夫の実家が初めてかもしれません。特に義母がキラキラ系女子なのです。もう60代半ばで、私の母より年上なのですけど、それが信じられないくらい、キラキラ感を振りまいているのです。

とてもきれいな方で、授業参観に来ると教室がざわついたと聞いています。でも、嫁の前でそんなにキラキラ感を出されても……。義父は義父で、もともと大手企業のエリート会社員で、ただものじゃない雰囲気を漂わせています。私の父は人の悪口は言わない方なので、何も言いませんでしたが、母には「変わってるね」という意味のことを言われました。

義母と義父は相思相愛で幸せな雰囲気をかなり振りまいています。夫と義両親と私の4人で食事をしたときも、いつもどっちが新婚かよく分からないようなのろけぶりでした。

 

夫と義両親は幸せな家族を演じようとして失敗する

今思えば初顔合わせの時、1軒目の料理屋で、義両親と夫は幸せな家族像を演じていたのでしょう。夫は義両親に丁寧語を使い、親を立てる律儀な息子を演じていました。

でも2軒目でどんどんワインのボトルをあけて、完全に化けの皮がはがれてしまったのです。義母が夫に絡み、夫がキレてワインを浴びせかける。義父が怒る。夫が義父の顔面を殴る。1軒目のあの雰囲気は何だったのか、完全に偽装だったのかと思う、ひどい展開でした。

 

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その後も義両親と会う機会があると、酒が入ると必ずケンカに発展するか、発展しかかります。酒癖が悪いのは、近所の人も皆知っているようです。

 

内実がばれているのになぜキラキラにこだわるのか

夫は私と再婚するまで、結婚に失敗してバツイチ独身でした。DVがもとで前妻と離婚したからです。実家にはひきこもりの兄弟がいます。

私が理解できないのは、それが周囲に知れ渡っているのに、なぜまだキラキラ家族を演じるのかということ。どんなに華やかな家族を装っても、陰で「あそこの家は……」と言われるに決まっています。なぜそこまでやるのか。理解できません。

痛々しく見えるのは承知の上なのでしょうか?

 

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