DV被害の妻から伝えたい身近なDVの現実

DV被害の妻から伝えたい身近なDVの現実

配偶者からのDVを3人に一人の女性が経験しているとご存知ですか。DVは決して他人事ではありません。3年間DVを受けた体験から、被害者が自ら抜け出すことの難しさ、周囲の目の大切さを痛感しています。

気になること 隣人が感染者かもしれないときベランダは安全か

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今回は、DVの話ではありません。最近、ずっと気になっていること。隣室から聞こえる咳の音が日増しに大きくなっている気がするのです。壁が薄いので、よく音が伝わってきます。せき込むのが聞こえるようになって1週間。ベランダが仕切り板一つでつながっているので、洗濯物を干すのすら何となく不安になってしまいました。


隣人が感染者かもしれないときベランダは安全か

住んでいる自治体は病床が足らず、検査数も少ないと言われています。

とはいえ、ただの風邪かもしれないし、咳が出る病気は他にも結核とかあるわけだし。嫌でも漏れ伝わっている音からすると、隣人は働いていて、しょっちゅうコンビニに行っているようだし(電子レンジで弁当を加熱するくぐもった音が朝晩、異常に響くのです)。もし、感染の不安があったら、そんな行動はしない……はず。

ああでもない、こうでもないと、不安を募らせてしまいました。

自治体のLINEアカウントに質問を送ってはみたが

そんなある日、住んでいる自治体のLINEアカウントから、コロナウイルスについての症状の調査アンケートが届きました。症状なしと回答した後、最後の記入欄に、隣人が感染者かもしれないこと、ベランダが接していて不安なことを書き、「気を付けることはありますか」と書き込み、送信しました。

でも、待てど暮らせど返事はなし。共用部分の人が触りそうなところは触ったら危ないのは分かります。感染リスクの高そうなエレベーターが幸いなことにそもそもないので、気を付けるのはポストとドアノブです。

共同住宅の集団感染を調べる

下水道から菌が上がってしまい、共同住宅で集団感染が起きた例がSARSの時にあったことも知りました。

medical.nikkeibp.co.jp

ただ、U字トラップが機能しているはずなので、この心配もなさそう。下水管が壊れていたらとか、心配するとキリがないですが。管理会社に「下水管、壊れていないですか」と聞くわけにもいかず。とにかく私にできるのは換気を心がけることかなと。

結局電話で問い合わせ

で、ベランダはどうなのか。

調べても情報はなく、どうしても自分の頭で考えるだけでは不安で、厚労省の相談窓口に問い合わせました。

結論は、たぶん問題はない。新型コロナウイルスの空気感染は認められておらず、ベランダに出ても、飛沫感染する恐れはないと。「一般論ではありますが」と断ったうえで仰っていました。

お蔭で、いつもより安心して洗濯物が干せます。隣人が咳をするようになって窓を開けるのをためらったこともありましたが、換気しない方が危険そうです。心理的な不安は消えないので、仕切り板からは若干距離をあけて干しています。

風邪で気兼ねなく休める社会になってほしい

ちょっとした風邪でも休みがとれるような社会に、早くなってほしいですね。低所得者ほど、休んだ時の保障はありません。無理して出るのも、本人を批判する気にはなれないです。

昔、ある中小企業の経営者の方が「顔色が悪いのに出勤してくる従業員には、今日は休んで元気になってから来なさいって言うんですよ。そういう状態で仕事をしても、いいことは何もないから」と仰っていました。本当にその通りです。こういう考え方が常識になってほしいですね。