折って折って折った日々
夫に家を追い出され、コロナ禍の悪化で何もすることがなかった数ヵ月前、ひたすらチラシや新聞紙で箱を折っていました。屑入れ用です。
折り方がどんどん上手くなって、売りにいくくらいできて。でもやめず、ポストに投函されたチラシをことごとく折り、荷物に梱包材として入っていた雑紙、新聞紙を折り尽くし、果てはフリーペーパーのページを一枚ずつ折ろうとしました。
幸い途中から仕事が来るようになり、最近ずいぶん折っていないです。癖で相変わらず紙は溜め込んであります。
もともと、この数倍の紙箱が、狭い我が家に積み重なっていました。マトリョーシカみたいに各種サイズのものを折り重ねて。ちょっと病的だったかなと思います。ものがないので、そのくらいあってもちょうどいいんですけどね。
DVで別居、仕事がないという極限を紙箱を折って乗り切ったと言ったら、言い過ぎでしょうか。あと、ブログ。この二つがなかったら、やることが無さすぎて、発狂していたかもしれません。読んでくださった読者の方々に、本当に感謝です。