私の個人情報が売買されていました
私の個人情報が売買されていたと判明しました。名簿業者が売っているのだそうです。個人情報を売ること自体、言語道断だと思いますけど、「売ることは違法ではない」と知り、めまいがします。立派に国のお墨付きがある業態だとは、知りませんでした。DV被害者の個人情報を売るなんて、人のすることではないと思います。そういうセンシティブな人の情報も含めて売っている認識は、名簿業者にあるはずです。これは犯罪ではないのですか？
営業電話から個人情報が売られたと発覚
携帯電話に訳の分からない営業電話がかかってきました。「結構です」と断った後に、なんでこの番号が分かったんだろうと不安になりました。これまで、契約関係のないところから営業の電話がきたことはなかったのです。慌ててコールバックしました。で、自動音声案内で何度もボタンを押さされて、さんざん待って、たらい回しされた挙句、回答がありました。
お客様の情報を株式会社○×という名簿業者より購入しました。○×に掲載の情報は、一般的に行政機関などの公開情報、ネット上などの公開情報から取得しているようです。弊社の名簿からはお客様の情報を削除させて頂きます
削除するのは当たり前です。
私の携帯番号はどこにも公開していません。心配になって自分の使っているSNSのプロフィールなど確認しましたが、当然ながら載っていません。行政機関の公開情報って、何？そして、私の情報はどの範囲まで漏れているの？現住所は、DV被害者への支援措置をとり、役所での閲覧制限をかけています。
そもそも論として、DV被害やストーカー被害に遭っていない人も含めて、個人情報を売るのは言語道断です。ですが、今の個人情報保護法では売買が規制できないようです。自分が被害に遭うまで、知りませんでした……。
名簿業者から待てど暮らせど返答なし
名簿を売った業者から、どういうことなのか報告してほしい。業者の持つそもそもの名簿から削除してほしい。この番号に電話するように伝えてくれと依頼しました。どっちにしろ、携帯の番号はもう知れ渡っているわけなので。
それで、待てど暮らせど、折り返しがありません。どうせ二束三文で人の情報を売ったのでしょうから、そんな細かに対応していたら、儲けにならないでしょうけど。名簿業者に誠実さを求める方がおかしいのでしょうね。
そして、国が個人情報保護法のために個人情報保護委員会という組織を作っているのを今更知り、問い合わせの電話を掛けています。が、回線が混んでいてつながらない……。しかもホームページがすごく分かりづらい。
悪いことというのは重なるものですね。個人情報の漏洩以外にも、私はもう一つ問題を抱えています。DV以外に、です。ちょっと前に「天中殺」という言葉を人から言われて知りました。天が味方しない、何をやっても裏目に出るときを指すのだそう。占いは信じないけれど、すごく分かる気がする。厄年とか、信じないようにしているけれど、なんだか見事に当たってしまっているし……。
まあ、でも今が底だと思えば、これからは上がるしかないわけで。とか言って、これ以上の谷間があると困りますけど。
（とか書いていたら、なんとか電話がつながったので、また後日続きを書きます。もちろん名簿業者からは連絡ありません。ほとんど反社だと思った方がいいのでしょうね……）
